近年、意匠性のあるサイディングボードの普及に伴い、改修の要望が増えています。
特に経年劣化によってツヤびけした外壁を塗装によりリニューアルする目的で行いますが、色を替えることにより、意匠性を損なう着色工法よりも、サイディングの模様を活かしてツヤを良くすることが出来るクリヤー工法の要望が増えています。
耐候性を発現させるためには、トップクリヤーの耐候性のみならず、基材に対しての紫外線カット機能も必要になります。
ロックペイントでは、高耐候性・高紫外線カット機能を追及すべく、自動車補修用のトップクリヤーで培った技術を応用し、「サイディングボード改修用 クリスタルロックシリーズ」を開発しました。
このクリヤーにより、高意匠性の復元と耐久性を同時に発揮することが出来ます。
アクリル・ウレタン・シリコンの緻密なリアルハイブリッド構造により、すぐれた耐候性を有します。
4フッ化構造のフッ素樹脂を採用しているため、すぐれた耐候性を実現
特殊樹脂による独自の反応硬化技術により、紫外線の透過を防止し、基材の意匠性を守ります
独自のセラミック技術により、すぐれた低汚染性を発揮します。
健康に有害な鉛・クロムなどの重金属を原料として使用していません。
防藻・防カビ剤を最適配合し、藻・カビ発生を長期間抑制し、清潔な住環境を維持します
・塗膜硬化過程で、付着性・耐候性にすぐれるウレタン・シロキサン結合を形成します。
・塗膜表面のシリコン成分は、降雨などの水分と反応し、シラノール基を形成し、 低汚染性を発揮します。
・UVガード機能により、紫外線をカットし基材の耐候性による劣化を抑制します。
〔照射時間はサンシャインまたはキセノンの10倍程度促進効果があります。〕
〔ΔEの値が小さいと低汚染性が優れていることを示します。〕
紫外線は太陽光に含まれ、科学的作用の強い10nm-400nmの波長を有し、意匠性サイディングボード の塗膜を徐々に劣化・破壊し、意匠性が失われていきます。
クリスタルロックシリーズは紫外線の透過を従来製品よりも格段に抑制し、基材表面の劣化を防ぐことが出来ます。
また、クリスタルロックシリーズ自身の耐候性を従来製品と比べ、リアルハイブリッド構造により格段に高め、長期意匠性を守ります。
従来のクリヤー仕様では、紫外線が塗膜を破壊し、新築時の風合いを維持することは困難でした。
クリスタルロックシリーズにより塗膜表面で紫外線の透過を防ぎサイディング表面の塗装の劣化を防止します。
また強靭な塗膜硬化により長期間、耐久性を発揮します。
※上記に記載された図やグラフ、数値等は特定の試験の場合における実測値または計算値であり、その効果、性能を保証するものではありません。
※上記の塗装可否判断方法は全ての状況に応用できるものではありません。必ずテスト施工及びサイディングの種類等をご確認ください。
塗装可能な状況であっても、サイディングの表面コーティングの種類によっては剥離を起こす場合があります。