こんにちは、営業サポートの大石です。
今週から一段と気温が下がり、いよいよ冬本番が始まったように感じます。
外装の修繕時期の紹介も今回が最後になります!どうぞよろしくお願いします。
コンクリート壁
塗装目安10~15年
水とセメント、砂、砂利を混ぜたコンクリートは最も強度のある外壁材です。
しかし、経年劣化で防水効果が劣化すると、コンクリートの内部に水がしみ込み、
専門的な改修が必要となるケースがあるので注意しましょう。
こんな症状に注意!
クラック(ひび割れ)
外壁にできたクラックを放置すると、クラック部分から雨水が侵入して構造躯体や断熱材を腐敗させたり、住宅内に雨漏れを発生させたりする可能性があり、クラックを発生させにくくするために塗装が必要です。
また、きちんと塗装をしているとクラックが発生したときに塗膜がひび割れをカバーして、一時的に雨水の侵入を防止できることもあります。
塗装はコンクリート外壁を劣化させにくくする、クラックが生じたときに被害を最小限に抑えるといった役割があります。
トタン貼り
塗装目安10~15年
外壁に使用されているトタンは、「プリント」といわれる木目調の塗装をされたものが多く、築30年以上の建物に多く使用されています。
金属素材のため、防水性が抜群で耐久性にも優れているのが特徴です。
現在は外壁に使用されることはほとんどありません。
こんな症状に注意!
白サビ
海の近くや、高温多湿な状況で起きやすい現象で、白い斑点が現れます。
これは、トタンの表面メッキに含まれる亜鉛が酸化して出てきたものです。
定期的に水などで洗い流すと白サビの防止策になります。
羽目板
塗装目安5~6年
木材は乾燥収縮などが起こり、割れが生じる可能性があります。
そのため、厚みのある材料を使用することが大切です。
板の重ね部分が不十分だとつなぎ目から雨水が入り込むこともあり、外壁の変化を注視 しながら、しっかりとしたメンテナンスが必要になります。
こんな症状に注意!
腐食
木材は微生物の餌となる成分で構成されるため、
水分、温度、酸素の条件が揃えば、木材腐朽菌やカビなどが繁殖して汚れが生じます。
寒さや直射日光に強い担子菌が原因で乾湿の変化が激しい場所や寒暖差の大きい場所でもよく繁殖します。
3回に渡って外壁の修繕時期について紹介してきましたがいかがでしたか?
皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。
少し早いですが来年も鴨川塗装のブログをよろしくお願いします。
良いお年を!
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