こんにちは、営業サポートの大石です。
今月の暖かさの影響か花粉が本格化してきたように感じます。
私は鼻👃にくるタイプなので外に出たり、室内でも窓を開けているとくしゃみや鼻水が出てきます。
花粉症はおよそ4割の国民が罹患しているといわれていて、政府からも本格的な花粉対策を進めていくという話もでています。
さて、外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本です。どれも塗装後の美観や耐久性を左右する重要な工程と言えます。
塗り残し防止や耐久性を上げるために
下塗りは上塗りを長持ちさせ、綺麗に仕上げるために必要不可欠です。
上塗り材は対候性、低汚染性、防カビ、防藻性などの機能を持ちますが密着性に欠けるため、接着剤のような役割を持つ下塗り材が必要となります。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。人の手で行う塗装には限界があり1回の上塗りでは、かすれや薄い部分が出てきてしまいます。2回目の上塗りを行うことで、完全な外壁・屋根塗装に仕上げることができます。「3回」塗りは耐久性の面でも美観の面でも必要な作業だといえます。
下塗り塗料の種類と特徴
下塗り材にも目的と用途に合わせて、豊富な種類が存在します。最近では様々な機能性を備えた微弾性フィラーが主流です。
・プライマー
上塗り塗料との密着効果を高める接着プライマーや、鉄材などに塗るサビプライマーなど、機能に応じた種類があります。
・シーラー
上塗りが下地に吸い込まれてできるムラを抑えるためにシールする役割を持ち、プライマーとシーラーはほぼ同じ目的の下地調整材です。
・サーフェイサー
中間に塗ると、サンドペーパーなどで平坦化する作業を軽減します。上塗り塗料の重ね塗りもできます。
・フィラー
下地の凹凸やヘアークラックなどを補修する場合に使います。
・微弾性フィラー
最近主流の下塗り材。通常のフィラーよりも膜厚を付けることができます。水性で環境に優しく、クラック補修もできます。
3回塗りの工程
塗膜の厚みを十分に確保し、長期に渡って美しい外観や性能を保持するためには、下塗りと中塗り、上塗りに分けて施工する3回塗りがあります。
下塗り
既存塗膜や下地の状況に応じて下塗り材を選定して塗装
中塗り
長く美観や機能性を保持するために、塗膜の厚みを十分確保する
上塗り
事前の打ち合わせで決められた色の塗料を塗装して完成
中塗りと上塗りの塗料を、類似色または同色にすることで塗りムラを少なくするとともに塗料が持つ本来の性能を発揮することができます。
【LINEで簡単! お問い合わせも受付中! 】